【新唐人2011年8月29日付ニュース】中国で今、野菜の農薬漬けが話題になっています。零細農家が大半を占める中国では、農薬に頼る傾向が強いものの、政府の監督は行き届いていません。
最近中国では、さやインゲンに11種類の農薬が使われていることが報道されました。農薬を浴びた野菜は、翌日には市場に流通します。
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この問題に詳しい北京工商大学研究センターの周清傑主任は、生産過程と流通過程はそれぞれ農業部門と工商部門が担当だが、監督が行き届いていないと批判。
北京工商大学研究センター 周清傑主任：「サンプル調査で質の問題や残留農薬を発見できるはずですが、当局は監督する力に欠けています。これは体制の問題です」
農産物は安全が極めて大切だと指摘。しかし零細農家が多い中国では、農家のスキルアップが難しく、社会に対する責任感も薄いため、農薬へ依存する傾向があると分析しました。
北京工商大学研究センター 周清傑主任：「長期的には農家の組織化でしょう。例えば組合を設立し農地を集中させ、質を一定させることです。そして工業品のようにサンプル調査で質を検査します」
まず地元政府は野菜の卸売市場に対する監督を強め、サンプル検査を頻繁に行うことだと提言しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
www.ntdtv.com/xtr/gb/2011/08/26/atext579525.html.-大陆蔬菜被曝使用过多农药.html （中国語）
